
2026.08.03 Text : 後藤 陽奈(LAGO琵琶湖の森)
令和8年度 びわ湖一斉清掃に参加しました!
- # 水と森
毎年7月1日は「びわ湖の日」。
滋賀県では、私たちの大切な水資源である琵琶湖を守るため、県内各地で湖岸や河川の清掃活動や水質保全活動などが行われています。
私たちは、大津市のサンシャインビーチで実施された外来植物の駆除活動に参加しました。
今回は「オオバナミズキンバイ」の駆除を中心に作業を行いました。

琵琶湖岸に咲く「オオバナミズキンバイ」
一見すると黄色い花を咲かせる可愛らしい植物ですが、実は特定外来生物に指定されています。
特定外来生物とは、外来生物のうち、生態系に害を及ぼすおそれがあるとして国が指定している生物のことです。
このほかにも、「ナガエツルノゲイトウ」という植物も琵琶湖の広い範囲で繁殖し、問題となっています。
これらの植物は水辺でも陸地でも生育し、一度根付くとすぐに生育範囲を広げます。
その結果、湖岸の生態系への影響だけでなく、漁業や農地への被害など様々な問題を引き起こしているのです。
滋賀県では生育面積が膨大な規模になっていることから、機械を使った大規模な駆除も進められています。
数年前に比べると生育範囲はかなり小さくなりましたが、これらの植物はわずかな根や茎の一部からでも再生するほど繫殖力が非常に強い植物です。
そのため、根や茎をできるだけ残さないよう、人の手による丁寧な駆除作業が欠かせません。

実際に作業してみると、想像以上に広範囲に根が張っていて、なかなか綺麗に掘り取ることができません。
根ができるだけちぎれないよう石を除けながら、根取り器を使って丁寧に作業を進めていきます。

市民の皆さんや地域の企業の方々と作業を行い、1時間ほどでたくさんの「オオバナミズキンバイ」を回収することができました。

今回は「オオバナミズキンバイ」の駆除活動に参加しましたが、決して外来植物そのものが悪いわけではありません。
しかし、本来その場所に生育していなかった植物が増えすぎることで、在来植物やそこに暮らす生き物たちの環境に大きな影響を与えてしまうため、このような活動が非常に重要であることを実感しました。
LAGOでも、外来植物を適切に管理しながら在来植物が育ちやすい環境を守り、多様な生き物が暮らせる豊かな里山の環境づくりにこれからも取り組んでいきます。